TITLE戦場のガールズライフ

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去年東京でやってて、ぜひ行きたいなと思いつつ、見逃していた「岡崎京子展 戦場のガールズライフ」に行ってきました。

 

岡崎京子1

 

岡崎京子さんをざくっと紹介すると、80~90年代を象徴するマンガ家。当初はバブル時代のキラキラでポップな作風でしたが、「リバーズエッジ」以降は、バブル後の時代というか、かなりブラックで、決して楽しい作品ではないです。

平凡な日常に潜む狂気や欲望、嫉妬や不安なんかをかなりエグってきます。

 

キン肉マンやキャプテン翼で育った私が、次に岡崎京子読むという暴挙。カルチャーショックというか、違う次元のマンガを読まされ、へとへとになった記憶があります。

 

岡崎京子2

 

今回、単なる「原画展」で終わらず、音楽や小説から作中にうまく引用していた「ことば」を展示し、読んだ時の感覚を想い起こす、すごくよくできた、想いのこもった展示でした。

 

フライヤーのリードコピーは「一人の少女=マンガ家が見つめた、あの時代、その行方」。あれから20年。その行方がものすごく読みたかったのに、1996年に交通事故に遭い、現在も療養中です。

 

読んだことのない方は、「トーキョーガールズブラボー」「リバーズエッジ」「UNTITLED」あたりは事前に必読ですが、「岡崎京子展 戦場のガールズライフ」は、伊丹市立美術館にて9月11日まで開催中なので、ぜひ足を運んでみてください。

 

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