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プレゼンテーションに必ずコンセプトをつけるようにしています。

コンセプトって何?って聞かれますが、

簡単に言うと「設計の元となる考え方や思想」です。

 

さて、年末香港に行ったんですが、素敵なレストランに寄ってきました。

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Standard Chartered Bank Building, 4-4a Des Voeux Road, Central, HongKong

 

店名の由来は、ニューヨークのモットストリート32番地。

1851年に創業したニューヨークのチャイナタウン発祥の雑貨屋さんの住所から取っているそうです。

 

場所は中環(セントラル)のスタンダードチャータード銀行の地下。

 

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壁泉もある開放的な空間から、エスカレーターで地下深く降りると、

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一度狭くてキラキラな階段を通らせて(アプローチのわくわく感って大事!)

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タイムスリップしたみたいに19世紀末のミステリアスなチャイナタウンへ。

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照度を抑えた照明の中、レトロとモダンをシームレスに設計されています。

 

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食事は、ランチに行ったので、飲茶が中心だったのですが、

ちゃんと基本を押さえた上で、斬新で美味な工夫が加わっています。(敢えて食レポしませんが、とにかく絶品です!飲茶のベスト)

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中華料理は、今や世界中で食べられ、素材や調理法がミクスチャーされた料理になっていますが(日本料理もそうですが)、それを否定しないで、基本は守りながら、こうしたらもっとおいしいし、素敵じゃないかとプレゼンテーションされているみたいです。

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お店のコンセプトは、

「A MODERN APPROACH TO CHINESE CUISINE」

 

空間も料理もサーブも完成度がかなり高く、目も舌も大満足です。

 

考え方や思想の無い設計は、どこかで無理が生じるし、おもしろくなくなるけど、コンセプトをしっかり持って、しっかり伝えられたものがあれば、豊かに満足できる生活が送れます。

そんなことを考えた年末の旅行でした。

 

 

エクステリア&ガーデン大阪

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