TITLE奄美大島まで

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先日時間ができたので、弾丸で奄美大島まで。

LCCが就航して、簡単に行けるようになりました。

バニラエア

 

お目当ては青い空と海!

海と空

 

ではなくて、ずっと行きたかった田中一村記念美術館。

田中一村美術館

田中一村についてざっと説明すると、

明治41(1908)年、栃木県に生まれる。幼少の頃から画才を発揮し、若くして南画家として知られる。18歳、東京美術学校に入学するが2ケ月で中退。以後、中央画壇と一線を画し、50歳を過ぎて独り奄美へ移住。紬工場で染色工として働きながら絵を描き続けた。東京、千葉を経て、奄美の地で亜熱帯の鳥や自然を描き日本画の新境地を開いたが、作品を発表することなく69歳の生涯を終えた。(出典:田中一村記念美術館)

東京美術学校(現東京芸術大)をわずか2か月で退学していますが、同期には東山魁夷がいたそうです。片や文化功労者。片や南国の地で晩年の作品を発表することなく生涯を終え、評価されたのは死後。

南国に題材を求めたことから、「日本のゴーギャン」と呼ばれてますが、個人的な印象はルソーの「夢」の世界。南洋が題材なのに陰りがあるのは、日本画出身だから?

ルソー 夢

「夢」アンリ・ルソー

一村

 左:「不喰芋と蘇鐡」奄美移住後 右:「秋色」移住前 田中一村

 

奄美移住以後の写実と幻想が入り混じるような田中一村の絵画が好きなんですが、移住以前の自然や動物、田舎の情景を題材にした作品など、かなりの数を見ることができて満足です。

奄美大島とか下手すると海外行くよりハードル高いから、行けるのは老後かなと思ってましたが、気軽に行ける便利な世の中になりました。

自然も豊かで食べ物もおいしいので、ぶらっと奄美大島おすすめです!

 

エクステリア&ガーデン大阪

 

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