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date.2026.05.16
北摂に住み始めてかれこれ30年ほどですが、最近千里中央の再開発が始まりました。

千里中央に住んでいましたし、セルシーで働いてもいました。
結婚式をあげたのも千里阪急ホテルです。

千里阪急ホテルはこの3月で、その長い歴史に幕を下ろしました。
都市型ホテルとは異なり、ゆとりある敷地を活かした分棟型の低層構成を採用し、建物は横に広がり、中庭やプール、チャペルが据えられていました。

動線は単なる移動ではなく、風景を楽しむ“回遊体験”として設計されていました。


廊下の長さ、天井の高さ、庭との距離感──ほんと余裕があって、歩いてても落ち着く空間で、現代の大規模ホテルでは失われつつある魅力のひとつでした。

個人的にも思い入れのあるホテルでしたし、1970年の大阪万博と同時期に開業し、北摂という郊外の地で半世紀以上にわたり人々を迎え入れてきたこのホテルは、単なる宿泊施設ではなく、高度成長期のニュータウンを体現するひとつの時代の建築でもあったと思います。
エクステリア&ガーデン大阪

