TITLE水平ラインを魅せる、余白のあるミニマムエクステリア~吹田市

エクステリア

建物とエクステリアが一体となり、日常の動線と視覚的な演出を丁寧に設計し、上質で落ち着きのある顔づくりを考えました。全体構成はシンプルな水平ラインを基調としつつ、植栽、照明によって立体感や奥行き感など豊かな表情を与えてくれています。

 

まず木調の天井をもつカーポートを配置し、硬さの中に柔らかみのある空間を演出しています。無機質になりがちな駐車スペースに対して、木目の質感とダウンライトのやわらかな光が加わることで、夜間でも安心感と高級感を感じられる設えとなっています。また、延長梁を採用することで軽やかでありながら、水平に伸びる梁ラインが建物の屋根・軒ラインと呼応し、全体の統一感を高めています。

 

門壁はシンプルなボリュームでまとめつつ、足元からのアップライトによって植栽を照らし上げ、夜間にはドラマチックな陰影を生み出します。特にシンボルツリーは、建物の立面に対して柔らかさを加える重要な要素であり、時間帯によって異なる表情を見せる計画となっています。昼間は自然光の中で爽やかな緑を感じさせ、夜は照明によって立体的に浮かび上がります。

また門壁は、駐輪場を隠しつつ空間の引き締め役としており、高さや配置バランスにより、閉鎖的になりすぎず、適度な抜け感を保っている点が特徴です。

 

全体として、過度な主張を避けつつも、素材・光・緑をバランスよく組み合わすことができ、住まい手の感性を静かに引き立てるデザインになりました。

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