エクステリア
今回は建物の横スリット窓が特徴的なので、それが意匠的につながって調和するように門壁をデザインしています。
基本的に外構と家を比べたら、外構はボリュームで負けるわけで、門壁としてある程度のボリューム(幅)を取り落ち着きを持たせています。また、アプローチの角度を振って少しでも距離を作るとともに、機能的には不要だとしても階段を壁に食い込むように設計し意匠的に広々と見せています。
みどりは、家を個性づけて、潤いを与えてくれます。特にシンボルツリーがあるだけで、家に映え色彩を楽しむ、季節の移ろいを味わう、成長を感じるなど、時間の中で五感を刺激してくれます。さらに、アプローチ奥左側にも小さなスペースですが、みどりのスペースを設けてバランスをとっています。アプローチを明確にし、みどりの間を抜けていくストーリーも生まれ、あるのと無いのとではかなり違ってきます。
限られた空間ですが、調和、バランス、適度なボリュームを考えシンプルにまとまった空間になりました。